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〒813-0032 福岡市東区土井2丁目4-11
営業時間 9:00~18:00
不定休(ペットホテルは営業しています)
クレジットカードにつきまして:
現在、
Visa/Mastercard(R)
UnionPay(銀聯)
JCB/AmericanExpress/DinersClub/Discover
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が利用可能な決済方法となっております。
※店頭のみ使用可能です。送迎先でのご利用はできません。
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小さな命を救いたい
犬や猫を飼うすべての人に読んで欲しい本です。
甘ったるい感傷的な気分を思わせるようなタイトルですが、全く違う・・・・・・。
私は鳥肌が立つような心の痛みと悔し涙に襲われながら、冷静に読み通すことが
困難なほどでした。
『愛犬・愛猫を守れるのは飼い主だけです』
避妊手術・去勢手術をしなかったばかりに愛犬・愛猫を襲う病気の発症率や
手術をすることによって予防できる病気の数々についても、わかり易く
書かれています。
全ての飼い主さまに読んで欲しい・・・・・・・。
そして、避妊手術や去勢手術の理解を深めていただきたい。
DOG POOLはそんな願いを持っております。
犬・猫の避妊去勢手術,ペットホテル,ペットサロン,福岡市,猫ホテル
迷子札・鑑札を装着しましょう。
どんなに気をつけていても、愛犬や愛猫を『絶対に迷子にすることはない』
と言い切ることはできないと思います。
動物管理センターや、動物愛護センターの収容犬や収容猫の全てが野良という
訳ではありません。
ほとんどが、さ迷っていた・・・という経緯の、明らかに元飼い犬や、飼い猫たちです。
収容犬や収容猫の中には、首輪をつけている子たちもいます。
その首輪に、飼い主さんの連絡先が分かる迷子札をつけていたら、
おウチに帰ることができたのに・・・・。と、胸が潰れる想いです。
私は、愛犬にマイクロチップを埋め込み、
首輪には鑑札を装着し、
散歩中に首輪がスッポ抜けたり、不意にバックルが壊れたりするなどの
アクシデントで首輪が外れてしまったことまで想定して、首輪とは別に
迷子札を下げています。
万が一のアクシデントで、迷子になっても必ず帰ってくるように、
愛しい我が子には、念には念を入れた迷子対策を徹底しています。
当店で、ご用意しております迷子札は、オーダーになります。
豊富なバリエーションの中からお好みのデザインをお選びいただき、
ご希望にそった刻印の仕上がりになります。
我が愛犬には、1番シンプルなメダル型を選びました。
てんとう虫のケースの中には鑑札を入れています。
この迷子札はとても軽いので、犬も猫も装着していてもあまり気にならないようです。
担当:スタッフM
迷子札,鑑札,ペットホテル,ペットサロン,福岡市
ご存知ですか?繁殖犬の存在を・・・・・
私が参加している保護活動の場は
シェルターもなく、団体でもない、少ない資金でやりくり
している個人ボランティアの集まりです。
譲渡落ちして処分に回るはずだった犬や猫を
引き出す際に、市や県のセンターにおいて
その集まりの名称での登録が必要だったので
アニマルレスキューネットワーク というグループ名が
誕生したのですが、決して団体ではなく、あくまでも
個人ボランティアの集まりです。
そして、アニマルレスキューのメンバーの中で、
市のセンターとのパイプを作り上げてくれたグループがいて、
ハッピースマイルという名で登録しています。
ややこしいですが、アニマルレスキューの中に更に
ハッピースマイルも存在するのですが、あくまでも
個人ボランティアの集まりです。
私たちメンバーのみが閲覧できるコミュニティがあるのですが
11月25日、そこである情報が発信されました。
(以下の赤字の文面は、そのときの情報をそのままコピーしたものです。)
恐れていたことが起こりました。また収容犬増えるんじゃないかと思っていたところです。
22、25日で純血種が12頭 同じ場所から収容されています。
ブリーダーの放棄でしょう。
でも状態は見た目綺麗な子が多いです。
福岡市のセンターでは収容期限が切れ、
飼い主が引き取りにこなかった子は
譲渡審査があり、判定に受かった子は、
譲渡犬に回され処分されることはありません。
しかし、この頭数と今のセンターのキャパを考えると
譲渡に回る子はかなり厳しいと思われます。
実際、私が明日引き出す若いダックスも、一番の理由は、
キャパオーバーでした 。
そんな状況の中で、この子達が譲渡に回る可能性は
かなり低いと感じます。
正直、現在、福岡市のセンターから引き出している団体は
ハッピースマイルだけです。
現在 市のセンターから出しているメンバー全てに保護している子がいます。
これ以上は厳しい状況です
こんな形で収容されている子の写真を掲載することは私自身はしたくないです。
見たくない方もいます。知ってしまって心痛められる方もたくさんいらっしゃるでしょう。
私自身もそうです。
しかし、今回は緊急事態ということでお許し下さい。
市の子はご自分で見て判断できます。どんな子が見ていただき
出す出さないはご自身で決めていただいてけっこうです。
もし、自分が保護主になって引き出したいという方がいらっしゃいましたら
引き出したい子の№と犬の種類書いてメッセいただけますでしょうか?
もちろん保護するということは大変なことです
安易なことではありません
1匹でも助けられる子がいますように・・
私は他のメンバーから先に、市のセンターに、同じ場所から2日に渡って12匹の犬たちが
持ち込まれたという情報が発信されたときに
収容犬情報を見ようとはしませんでした。
シュナ♀3匹
シュナ♂1匹
シーズー♀2匹
ダックス♀2匹
アメコカ♀1匹
ヨーキー♀1匹
チワワMIX♀1匹
柴♀1匹
すべて5~10歳。
年齢的にも、繁殖に使えなくなった犬たちが持ち込まれたのでしょう。
収容犬情報を見ようしなかったのは
写真を見てしまうと、業者に対する怒りや憎しみ、犬たちへの悲しみ
などのマイナス感情に自分が巻き取られ、自分を見失うことが
よく分かっていたからです。
不幸な犬猫を助けたい気持ちはもちろんあるけれど
それが主となる生活は、自分を見失う危険があるので
無理な動きは決してしない・・・・と決めています。
事実、今の私は無理をしない限り、どこにも犬を家にいれる
キャパなどない。
無理ないペースを維持することで保護活動も長く続けられるのだから。
でも、上記のコメントに併せて12匹の犬たちすべての写真が
添付されていたので、うっかり見るハメになってしましました。
これが、収容情報に掲載されていたときの写真・・・・・・・。『もぉ~~~!!!バカバカバカ!!!なんで見せんのよっ!!!』
と早くも取り乱す私・・・・・。
写真を見てしまったことで、メンバーたちの中で自分が引き受けよう!!
と、次々に手が挙がっていく。
こんなとき、見送られるのは、いつも和犬です。
洋犬に比べ誰でも扱いこなせる気質ではないことから、
手が挙がらないのです。
12匹の中で・・・・・・・・・・
この子だけが処分されるなんて耐えられない。
今回、持ち込まれた12匹の犬たち以外にも、処分されていく子たちは
たくさんいるし、その中には、若くて性格のいい子だってたくさんいるのです。
本来、無理をするなら、MIXであっても、若くて性格のいい犬に労力を
費やし、数多く助けていったほうがいいと思っています。
今回も、産ませるための道具だけに使われ、処分に持ち込まれた12匹すべてが
処分されるなら、もっと感情は違ったものであったと思いますが、
動向を見ていると、この柴犬だけが残されそうだ、、、、、と感じ
動くことを決めました。
若くもなく、ひどく警戒しているので出すのは難しいだろう。
そう、事前に情報が入ってきたときは、正直躊躇してしまいましたが、
店長の
『恐怖でしかない場所で警戒しない犬なんているもんか!
出してあげなよ!!助けてあげなよ!!!』と
悲鳴にちかい叫びに気持ちを後押しされ、
12月6日、店長と一緒にセンターへ行き、連れて帰ってきました。
可哀相なくらい警戒して、吠えて吠えて、逃げ回って、
センター所長さんも
『柴はちょっと・・・・・・』と不安そうでしたが、
なんのなんの、店長が抱き上げた瞬間から、暴れることも
唸ることもなく、ただただ小さく固まるだけの大人しい子でした。
『とびっきりの幸せを掴ませてやりたい』という店長が『くるみ』と命名。
他の子たちも、ARメンバーや、他店のトリミングサロンに無事に保護され、
私が把握しているのは以下のとおりです。
既に里親様が決まった子たち。↓
募集中の子たち↓
ケア中で、これから募集にかける子たち↓
トイレの失敗もなく、無駄吠えも一切ありません。
名前を呼ぶと尻尾フリフリで、撫でてもらうのが大好きですが、決してはしゃがず
いつも穏やかでとても飼いやすい子です。
推定年齢8歳ですが、柴犬の寿命のようやく半分を生きただけだ!!って
私はそう楽観視しています。
ずっと産まされるだけの犬生を送ってきた子が、家庭犬として愛される喜びを
知り、幸せの一歩を踏み出した姿を見ていると、いとおしさが込み上げてきます。
助けてよかった・・・・・。今、生きていてくれることが嬉しい!!
近々、里親募集を開始します。
アメリカンコッカースパニエルのマロンちゃんへのお問い合わせも
お受け付けいたします。
くるみ・マロン、、、、、この子たちが気になる方はお気軽にお問い合わせくださいませ。
担当:スタッフM
柴犬,アメリカンコッカースパニエル,里親募集,ペットサロン,ペットホテル,福岡,福岡市東区,猫ホテル
きのうの猫ホテルのようす
あら!カンちゃん、おくつろぎ中のところ申し訳ないんだけど、ちょっとスペースお借りしや~す。
何するの?
クリスマス用のバンダナの布の型取りだよぉ~
お忙しそうですね
そうなの。この時期、猫の手も借りたいくらいよ~。
猫の手もですか。そうですか。では・・・・・・・・・・
お手伝いします。
あっ、ありがとう。気持ちだけちょうだいするからゆっくり休んでて
まぁまぁ、そう遠慮せず
えーと、えーと、今は向こう側から応援の熱視線いただくほうが、私頑張れます!!
了解しました。では熱視線ビーム送ります
ビビビビーーーーーーー
はぁ・・・・・・・・熱視線ビームを送りすぎて疲れました
ちがいますよッ!!しつれいですねっ!!プイッ
こうなったら、ぎゃくしゅうです。
カンちゃんは、もうオジィチャン猫さんですが、すでに2回シャンプーに来てくれたお客ニャンです。
今回、飼い主さんがお膝の手術の為、長期のご宿泊でした。
カンちゃんのように大人しく、スタッフにもすっかり慣れている子は猫部屋で自由に
過ごしてもらっています。
私たちスタッフも皆、少しでも猫さんがストレスなく快適に過ごしてくれるよう
ときにはこんな感じで、人も猫も楽しい時間を共有するようにしています。
邪魔しすぎて、お手伝いを頑張りすぎて、眠たくなったカンちゃん。
昨日、飼い主さんが退院されたので、シャンプーを済ませてから夕方おうちに帰っていきました。
カンちゃん、次のシャンプーでまた会えるね
オマケ写真 : 今日のお客様 8ヵ月のイケメン猫ちゃん はっさくクン
アマアマのゴロゴロちゃんで、わたくし、、、もぉメロメロでございました
担当:スタッフM
猫ホテル,猫シャンプー,福岡市,福岡市東区,ペットホテル,ペットサロン
2010年12月19日 09:47 | コメント(1)
のら猫さん (ピョコちゃん編2)
気にかけてくださっている皆様!!
経過報告ができないままでしたが
ピョコちゃん!里親様が決定しました
そろそろ募集記事書かないとなぁ~と思っていたところに
『そちらに子猫が保護されていると聞きまして、女の子で探しているのですが・・・・。』
電話でのファーストコンタクトはなかなかの好印象
長く里親探しをしていると、問い合わせメールの内容だけでも
お話しを進めて良いか否かを嗅ぎわける嗅覚が発達してくるもので
「是非!見にいらしてください!!」と、電話をいただいた1時間後にはご対面
まだ新婚のご夫婦で、とっても優しそう
そして、まぁ~~~~奥様がなんともなんとも可愛らしい
ピョコちゃんは、誰にでも懐く性格ではなく、ようやく我が家でノビノビと
遊び回るようになったばかり。
慌てて自宅から面会にきてくださる店に連れてきたものだから
『ち・・・・ちらない場所・・・・こわい。』とお耳ピッタンコで、表情もすっかり強ばって
ありゃりゃ~、かわいらしさの半分も出てないよ~
面会なのに困ったねぇ・・・・・・・と、弱気になってしまった私でしたが
お二人は『かわいいねぇ~。こわいよねぇ~。』と
優しくピョコちゃんを抱き上げてくださいました。
猫を飼おう!となったときに、毛色や尻尾の長さとか、
目のカタチや色まで細かくこだわって猫をお探しになる方は多いです。
悪いことだとは思いません。
長く一緒に暮らすことになるのだから、気に入った子を迎え入れたほうが
いいに決まっています。
ただ、私は、猫は猫というだけで皆かわいらしく愛おしい存在なので、
まったくこだわりがありません。
受け入れられないことがあるなら、愛しい生きものである猫が、
不幸であることだけです。
このご夫婦が、最初にお電話くださったときに
毛色や尻尾の長さとか、容姿に関して一切聞かれなかったこと、
これが何よりもステキに感じました。
ピョコちゃんは、サビ柄でしたが、このご夫婦なら、まだら模様だろうが
ハナクソのようなポッチがあろうが、カツラをかぶったような残念なハチワレだった
としても、そんなことは問題にされなかったでしょう。私と同じで
あ~、このご夫婦に迎えていただきたいなぁ~と祈る気持ちで面会の成り行きを
見守っていましたら、トライアルしたいとおっしゃっていただきました
ピョコちゃんは、ビビリちゃんで人見知りです。
誰にでも心開く子ではありません。この気質は生まれ持ったものなので
変わることはないでしょう。
そんな気質を、可愛げなく感じる方もいらっしゃるでしょう。
でも、真の猫好きは、その子の個性そのものを愛せるものです。
だからでしょう。トライアルを開始してほどなく正式譲渡の運びとなりました。
正式譲渡からひと月たった先日、ピョコちゃんに会いに行ってきました。
骨と皮だけのガリガリだった小さな女の子は、ふっくらと艶やかな毛並みを持つ
美しい猫に変身していました。
怖がりピョコちゃんは、もちろん私のことなどすっかり忘れ、お耳ピッタンコにして
『ちらない人、こわいよぅ』と、ママの腕の中に顔を埋めていました。
あ~、感無量助けてよかった~
ご夫妻に感謝です。
迎えてくださってありがとうございました!!!
新しい名前は【モカちゃん】です。
私に対して警戒しまくりのモカちゃん(笑)↓
担当:スタッフM
保護猫, 里親探し,保護活動,福岡,福岡市,福岡市東区,子猫,ペットサロン,ペットホテル
収容犬福助のハナシ~その1~
『しまった!!見てしまった・・・・・・・。』
私の口から漏れたのは、この言葉でした。
私は、猫の保護にはとても熱心でしたが、
犬の保護には消極的でした。
オスの柴犬2頭と暮らしていたので、
自分の家には保護犬を入れるキャパはどこにもなく、
どなたかに預かりをお願いできたとしても、
一向に里親様が決まらず長期化した場合に、
預かりさんに迷惑をかけてしまうことも怖かったので、
『手を出せない』
『手を出せないなら、決して動物管理センターの収容犬情報を見てはならぬ』と
決めていたからです。
私の柴犬2頭のうちの1頭は、元保護犬でした。
崩壊した繁殖場からレスキューされた保護犬でした。
繁殖場の犬たちが、一体どういう扱いを受けているか?
そのことに関してここでは語りませんが、
ようやく彼がつかんだ家庭犬としての幸せが
少しでも長く続くことを何より願っていたので、
猫保護にだけ没頭していました。
長年の繁殖場での生活で、彼のカラダはひどく蝕まれてしまったのでしょう。
8歳なのに、肉体レベルでは15~16歳と診断されるほどボロボロでした。
そして9歳の若さで、私と暮らして2年にも満たないで、虹の橋を渡ってしましました。
私の両方の腕はいつも2頭の犬たちを抱き寄せていたのに、、、、、、
それなのに、片方の腕が悲しく空を切る・・・・・。
両方の腕で残された1頭を抱きしめたらいい。
そう思いながらも、失った彼を求めて私の腕はさ迷い続けました。
悲しみを必死に埋めようとして、私が取った行動は、
1度も見ようとしなかった、『収容犬情報』に目を通すことでした。
今思えば、誰かを助けることに集中することで、
叫びだしそうな悲しみを少しでも忘れたかったのだと思います。
そのくせ真っ先に抱いた感情は、見てしまったことへの『後悔』でした。
写真とわずかな情報だけでは決断する勇気がない自分に気付く・・・・・・。
それでも、、、、、、、、、
それでも、1頭の犬からどうしても目を離すことができない。
緋赤の毛を持つ、どうみてもまだ若いオスの柴犬。
少しうつむき加減の写真だが、人懐っこくてオスワリやお手もできると。
でも決断できない。
なぜなら柴犬だから。
私が最も愛する犬種は柴犬です。
常に人気犬種の上位にランキングされていることからも、とても人気が高いことがうかがえます。
しかし、柴犬は決して初心者が簡単に飼える犬種ではありません。
確かに柴犬は吠えない犬で有名だし、主人、家族に対して忠実で服従心をもち、勇気があり、冷静沈着です。
しかし、それは【主人と犬との関係がしっかりと構築でき、なおかつ精神バランスがとれた場合】の話しです。
私の知る限り、柴犬は警戒心が強く、飼い主に対しても噛みつくことがあります。
日本犬の中でも小さい犬種だからと言って気軽に飼いこなせる犬ではなく、十分にしつけと運動を与えてこそ、健全な柴犬に育つことを知りすぎるほど知っていたので、人懐っこいというだけでは安心できなかったのです。
過去を知らないし、見えないから・・・・・・。
多くの人は、本に記載されている犬の性質などを読んで、
【自分の理想を追求】しますが、
【飼い主と犬との関係構築】に関しては無頓着な人が多いように感じます。
だから犬との関係が、自分の思うとおりにいかないと、
想像していたのと違う!!と
簡単に飼育放棄してしまう。
収容犬に驚くほど純血種が多いのは、
こういった背景もあるのではないでしょうか?
柴犬も然り・・・・・・。
この子が、今まで飼育されてきた中で、
飼い主との関係構築を経験していなければ、懐っこい性格とはいえ、
何かの拍子で咬みつくかもしれない。
その場合の矯正にはかなりの時間が必要だし、
直らないままかもしれない。
そう思うと自信がなく、決断できないまま日が過ぎてゆき、
とうとう公示期限最終日がきてしまいました。 つづく
【虹の橋を渡る2ヵ月前の写真。私の最愛の犬、開ちゃん。】
↑ 四肢の先がパンパンに腫れているのがわかりますか?
重度の変形性脊椎症に加え、肺腫瘍とその癌が悪さをして破骨細胞が発生して四肢の骨が溶けだしていきました。悲鳴を上げるほどの痛みのはずなのに、最期の最期まで、悲鳴ひとつあげずに痛みに耐え抜いた強くて優しい子でした。
彼が生まれたときから普通の家庭犬として可愛がられてきたならば、9歳の若さで逝くこともなかったでしょう。
私は彼を失ってから今もなおそのことが悲しくて悔しくてならないのです。
繁殖場で道具としてだけ使われるだけの一生を終える犬や猫・・・・・・。
そんな背景に支えられる生体販売はしない!!という信念を貫くこの店に勤務していることを
私は誇りに感じています。
担当:スタッフM
収容犬,保護活動,柴犬,里親探し,福岡市,福岡市東区,ペットサロン,ペットホテル
のら猫さん(ピョコちゃん編)
あたし、ピョコちゃん。
昨日から、ここにいるの。
あたし怖くって、すぐに逃げたわ。
そしたら、その人もすぐにどっかに走っていっちゃったの。
お腹が空いてたまらなくて、そんな人のことなんてすぐに忘れたころに・・・・・・。
あら!いい匂いがするっ!!!
四角い箱の中から美味しそうな匂いがいてきたの・・・・・・・・・・・・。
ん?んんんんん?
さっきどっかに走って行ったはずの人が少し離れたところから、あたしを見てるじゃない。だから四角い箱に近づくのを躊躇ったんだけど・・・・・・・。
でも、あたし、ほんとうにお腹がペコペコで気が遠くなりそうだったし、
あの人は離れたところにいるから大丈夫だと思ったの。。。。。。。。。
バタンっっ!!!!!
キャーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
*
*
*
*
*
甘いね。嬢ちゃん。
こちとら百戦錬磨でございますのよ。(野良猫捕獲名人)
という訳で、本人からは頼まれてもないのに、子猫を保護・・・・いえ、捕獲いたしました
実際は3度失敗し、捕獲には1時間かかりました。
出勤途中で見かけたガッリガリに痩せた子猫。
すぐさま家にキャリーとフードを取りに戻り、隠れ潜んでいるあたりにフードを入れたキャリーを設置し、張り込み。
中に入ってフードを食べ始めたらキャリーの戸を閉めて、ホイ捕獲!!のつもりでしたが、警戒され、入ってはすぐに出ての繰り返し・・・・・・・・。
でも、あまりに飢えている様子だったので、何度失敗しても、時間さえかければ必ず捕まると踏んで粘りました
そのまま動物病院に行き、ウイルスチェックもマイナスで、猫風邪もなく、問題なのはとにかく痩せていること。
痩せすぎて目が飛び出して見えます
たくさん食べて、栄養をつけようね。
まだまだ人間が怖い様子ですが、これから毎日『猫オバサン』に触られたおして人間を好きになりなさい。
抱っこすると、骨がゴツゴツあたります。
ついさっき、ウッカリ喉を鳴らしちゃったわ・・・・・あたし・・・・・。
ふっくら美人さんになったら、アナタの家族を探そうね
*10月4日に保護(正しくは捕獲)いたしました。*
生粋の野良っ子ではないですね。
避妊もせず、外出自由にさせている自宅の猫が妊娠して子猫を産んでしまった・・・・・・・。
飼うこともできないし、貰い手もない。離乳をしたし、お外に捨てても生きていけるだろう。ひょっとしたら誰かが拾って飼ってくれるかもしれない。
といった、典型的なパターンの捨て猫でしょう。
生まれたときから野良猫であったなら、悲しいかな淘汰される固体も多いけれど、それでも生きる術を教えてくれる母猫がいる。
でも捨てられた子猫の末路は、保護したピョコちゃんのように、食べ物にありつく術も知らず、痩せてゆき、空腹と寒さで衰弱死するしかありません。
それが分かっているから、見てみぬふりして立ち去ることはできませんでした。
どうして一生のうちのたった1回だけのオペ・・・・・・『避妊手術・去勢手術』をしてくださらない飼い主がこんなにも多いのでしょう。
可愛い自分の猫にメスを入れるなんて!!!と言われますが、それなら絶対に妊娠させないで欲しい。
オスだから妊娠しない?自分の猫が妊娠させて不幸な子猫を産ませていたら?
妊娠したなら、どうか捨てないで責任もって飼うか、どんなに時間がかかっても里親さんを探してほしい。
不幸になるために生まれてくる命なんてない。
どうか・・・・・・ご自分の猫に、一生のうちのたった1度だけのオペ。
避妊・去勢手術は、不幸な命を増やさない保護活動ではないでしょうか?
ペットの寿命も、人間同様ずいぶん延びましたね。
だから、子宮蓄膿症や睾丸が癌になったりする子がとても増えています。
こういった病気は、犬も猫も、避妊や去勢をすることで、発症率がグンと下がります。
保険がきかないので医療費の負担も大きいです。
可愛い我が子を守ってくれるオペでもあります。
ちょっと熱いメッセージになってしまいました
保護して10日以上過ぎた今、ピョコちゃんは丸々と健康的になり、とっても甘えん坊な美人さんになりました
そろそろ里親募集を開始しようと思います
担当:M
猫 里親探し 避妊去勢手術 ペットサロン 福岡市東区 糟屋郡 ペットホテル 猫ホテル
のら猫さん(ぼん編 4)
ホームページをご覧になったたくさんのお客様から『ぼんちゃんはどうなったの?』とご心配いただいて
おります。ありがとうございます。
ぼんは元気にしております。 我が家で・・・
結局、白血病の子を里子に出して、すぐに死んでしまったり、多額の医療費がかかるかもしれないとい
うという負担を、新しい飼い主様に負っていただくわけにもいかないので、我が家の子として迎えること
にしました。 何よりぼんが我が家を気に入ってくれているようですし。
その後のぼん
なぜかいつもこの格好
色艶もよく、まるまると太っております。
ぼんが突然現れたことも素敵なご縁です。 これからは、私が責任をもって幸せにします。
ご心配してくださった皆様、本当にありがとうございました。
のら猫さん(ぼん編 3)
白血病陽性の為、口腔内腫瘤を放置していると、癌化する可能性が極めて高いと診断された保護
猫ぼんちゃんは、1月16日に、口腔内腫瘤の切除、その腫瘤による口腔内の激しい炎症で歯周病に
侵されてしまった歯の抜歯、そして去勢を済ませ、翌日、無事に退院してきました。
歯周病でボロボロになった歯は全て抜きました。抜いた歯の根はどれも腐っていて、手で簡単に取れ
たそうです。 ずいぶん歯がなくなってしまいましたが、歯がすっかり無くなったとしてもドライフードもち
ゃんと食べられるそうです。 おかげで鼻が曲がりそうに臭かった口臭は、抜歯後にすっかり解消しま
した。 歯が無くなった為、相変わらずヨダレが垂れちゃいますが、それでも術前より量はうんと減りま
した。
口腔内腫瘤を切除する前と切除した後の写真
抜歯して歯石も取りキレイになった歯の写真
切除した腫瘤の写真。 1cm以上の大きさでした。
術後のぼんちゃんは、退院したその日からフードを食べるスピードが断然速くなり、量もたくさん食
べるようになりました。 あんなに大きなデキモノがあったんだもの。邪魔だし、痛いし、どれだけ食べ
にくかった事か...。 美味しい物を、快適に、食べたいだけ食べれる事...当たり前だと思っていた事だ
けど、実はとても幸せな事なんだ!!と、美味しそうにモリモリ食べるぼんちゃんの姿を見ているうちに、
今の自分の健康に、感謝の気持ちが湧いてきました。
言葉なき生き物の、『ただ懸命に生きる』姿は素晴らしく、愛おしい。そして、たくさんの学びを与えて
くれます。
切除したぼんちゃんの腫瘤を病理検査に出したところ、癌化する前の炎症レベルとの結果でした。
だから再発の心配はありません。 ただ瘤状になるほどの炎症を起こしたのだから、今後も度々炎症
は起きるだろうし、他の病を引き起こしやすいのも確かだそうです。 それでも、彼を丸ごと受け入れ、
愛してくれる家族を探したいと思います。
人間が大好きで、抱きしめてもらう事に何よりの幸せを感じるぼんちゃんには、白血病陽性の
ハンディを超えて幸せになって欲しい。 いえ、幸せになる権利があるように思えてならないのです。
もちろん里親様が見つかるまで、惜しみない愛情を注ぎます。でも多頭飼育の我が家の1匹でいる
より、特別な、たった1匹でいられる家庭で寿命を全うして欲しい。 そう思わずにはいられないほど、
人間に捨てられたにもかかわらず、ぼんちゃんは人間を愛して止まない稀有な猫さんなのです。
現在のぼんちゃん。かわいい子です
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のら猫さん(ぼん編 2)
捕獲後、気になる点が・・・
ヨダレがひどく、舌も出ている。自分自身も口の中の違和感に、よくモゴモゴしています。
事故にでも遭って、アゴを怪我しているのかと思いましたが、口の中を覗いてみると、上顎に大きな
できものが・・・。口内炎であればちょっとまずい気がします。
そんな不安を抱えながら、昨日病院に行って来ました。
不安的中・・・白血病陽性。 口の中のできものも検査したところ、今は炎症細胞しか見られないとのこ
とですが、白血病である為、今後腫瘍化する可能性は極めて高いので、早いうちに切除した方が良い
との見解。 しかし、今後3年以内に様々な症状が出て、長生きできないと分かっているので、高額な
手術代を払ってまでオペをするのではなく、薬で炎症を抑える(再発を繰り返しますが)という方法もある
というお話でした。
野良猫との関わりをどこまで持つか・・・。今までの私なら、去勢してリリースしたかもしれません。
ですが、アニマルレスキューで活動しているボランティアさんとの関わりが私の考えを変えました。
縁あってここへ来たぼんちゃんが、短い間であっても「快適に暮らす為の最善の方法」を選びます。
明日、手術です。
痛みがとれるといいね、ぼんちゃん。
その後、インターフェロンを打ったりという延命治療はしません。
彼の身に起きることを受け入れ、見守り愛してあげるだけです。
もちろん里親募集もしますが、難しいでしょう。
昨日は病院から戻り、ベタベタと汚れフケだらけの体を洗いました。
ぼんちゃんは何をされても抵抗せず、病院の先生からも「この子は本当にいい子だ」とお墨付きです。
シャンプー中も股を広げてリラックスしてました。珍しい猫です。
年齢は3歳くらいではないかとのことです。 もっと若いかと思いました。
明日の手術は、口の中の腫瘍の切除、歯槽膿漏で駄目になった歯の抜歯、去勢手術です。
ぼんちゃん、元気に戻っておいでね。
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